儲けるばかりが商売じゃないよ

お花見の子供用のお菓子を大安町の三日月ストアー『ちゃめっぺ』
駄菓子屋に買いに行った。

乾燥したヨーグルトやベビーラーメンとかビニールに入ったジュースとか
20円や30円のお菓子がいっぱいある(昔は10円や)。
懐かしいのもいっぱいあるでぇ


一人百円になるように20円のお菓子を5つ集めるのに

「チョコとガムとスナック菓子と・・・?」と考えて探してたんやが
それもまあ楽しい

レジにお菓子持って お勘定をしてもらった

するとなぜかおばちゃんが語りだして
私しゃがあんまり男前やったでやろか(笑)

「私がこの店やったんもさずかりもんなんよ」 「 はぁ〜そうなんや


「縁があってやらしてもらったん」

「それから何年かして問屋さんが他の地区でも同じ店だす
 人を連れてきて紹介してくれたりしたんやけど」
「外から見とるようなイイ商売じゃないですよ っと伝えたんやけどな
 伊勢や亀山や何ヶ所かに駄菓子屋さんの同じ店開いたん」


なぜか店をやり初めた事から語りはじめてくれた^^


「するとやっぱり、他の店は殆どすぐに辞めてしまって、結局私んとこだけしか
 同じ駄菓子屋は残ってないんよ」(また別の駄菓子屋はあるやろけど)

「儲けを考えやん訳は無いけど、儲けることしか考えてなかったらこの商売
できやんし、私は子供が好きなもんでねぇ! 子供好きじゃなければ出来やんに!
100円のお菓子買うのに30分以上時間かけて買う子もおるし、相手せな
 あかんしね  今の人は商売して損得をすぐ勘定して結論だすでねぇ」


「そやな 子供がお菓子みて楽しく買い物できるでええよな〜
 自分らでもお菓子いっぱいで綺麗やな思うもんな」

そんなような会話をして
「あんたどこの人か知らんけどおかしな話ししてごめんな」
やて

「いやいや 面白い話し聞けたわ」と帰った。
儲けだけや無くても その他にも店やる意味はあるんやな
と思った次第っす。

花見の時 子供たちも百円の5種類お菓子喜んで貰えた^^V


俺たちの旅    詩


大嫌いが
大好きになった
男と女とは
そういうものだろうか